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|2020.02.29

ガスコンロとIHコンロ

注文住宅のお客様からよくあるご質問として
『ガスコンロとIHコンロ、どちらがいいですか?』
というものがあります。

オール電化住宅なら必然的にIHコンロになりますし
IH用の調理器具をお持ちでない方はそのままガスコンロを選ばれる事が多いです。

こういったご質問に対しての情報として
インターネットでも沢山の情報があります。
しかし、中にはポジショントーク的な物が含まれているなと感じます。

なので、今回はそんなインターネットに掲載されている情報を
ランダムに10サイト以上を閲覧し、フラットな目線でまとめてみました。

ガスとIHでお悩みの方、色々なページを見られなくても、この記事さえ見て頂ければ大丈夫です。
是非ご参考にして下さい。

 

 

 

このように、広電建設の「家ノート」では住まいに関する情報を
プロの目線で分かりやすく解説しています。
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ガスコンロのメリット

 

・調理器具を選ばない

中華鍋や土鍋などを使えるのがメリット

 

・強火が使える

2口でも3口でも同時に強火が使える
強火でサッと調理したい方などはガスコンロがお勧め

 

・微妙な火力調整がしやすい

炎が見えるので微妙な火力調整がしやすい

 

・ほどよい焦げ付き

カリッと香ばしい程よい焦げ付きは直火ならでは
表面だけを焼いたり炙ったりする料理ができる

 

・鍋を煽れる

鍋をコンロから話した状態で調理できるため
炒め物などを作る時の鍋の煽りはガスコンロの方がしやすい

 

・天板の頑丈さ

ゴトクという器具に鍋を設置するので、先ほどの煽りや重い鍋でもIHのように天板が割れる心配がない

 

・コスト

どの時間帯でもガスの代金は同じ
器具も若干ガスの方が安い

 

・停電時に強い

災害の多い昨今では、家にガスと電気と2種類のエネルギーを入れるという考え方もあります

 

 

 

ガスコンロのデメリット

 

・延焼

火が出るので延焼の可能性がある

 

・手入れが手間

特にゴトクの手入れが大変
上昇気流が発生するので臭いや油も拡散しやすい

 

・熱がこもりやすい

火を使うので室内の温度も上昇します

 

・換気が必要

二酸化炭素が発生するので換気が必要

 

 

 

IHコンロのメリット

 

・安全

火が出ないので安全です

 

・手入れのしやすさ

フラットな天板なのでお掃除が楽
上昇気流が発生しないので臭いや汚れが拡散しにくい

 

・空気を汚さない

二酸化炭素がでない

 

・熱がこもりにくい

火を使わないので部屋の温度を変化させにくい

 

・火力調整の時の姿勢が楽

タッチパネル式で立った姿勢のまま火力を調整できる

 

・立ち上がりがはやい

立ち上がりが早く熱しやすい
熱効率がいい

 

・煮込み料理に向いている

温度を一定にできるため

 

・見た目がシンプルでかっこいい

スタイリッシュな輸入ブランドも多い

 

・調理スペースとして使える

フラットなので、調理をしない時は食材などの仮置きスペースとして利用できる

 

 

 

IHコンロのデメリット

 

・器具の制限

使える鍋と使えない鍋があります

 

・微妙な火力を調整しにくい

炎が見えないのとパネル式の火力調整なので微妙な火力を調整しにくい

 

・鍋を煽る調理がしにくい

IHプレートに接していないと火力を伝えることができないため

 

・停電時に使えない

台風や災害時などの停電時に使えなくなる可能性があります

 

・天板が割れる

ガラストップの天板は物を落とすと割れる可能性があります

 

・火傷

ガスコンロのように延焼する可能性はありませんが
使用後の天板は熱くなっているので火傷には注意が必要

 

・焦げ付き

表面だけを焼いたり炙ったりする料理ができない

 

※一時期、IHから発せられる電磁波が健康被害を及ぼすのでは
という懸念がありましたが、IHコンロからでる電磁波の数値は国際基準を大きく下回っていることから
そういった不安は下火になってきているようです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。
それぞれ一長一短ありますよね。

 

お手入れのしやすさや災害時に対する考えは個人差があると思います。
なので、ネットにあった実際の利用者の方のご意見も含めて簡単にまとめると

料理が好きでこだわりのある方は
調理方法に幅があり、微妙な火力の調整ができるガスコンロ

安全性を求めるなら
火を使わずに調理ができるIHコンロ

と言えるかもしれません。

 

また、コンロ自体の特徴だけで決めるのでなく

・お家の性能(オール電化、ZEH住宅)
・お家の内装(キッチン周りにどういった内装建材を使われたいか)
・キッチンのイメージや形(オープンキッチン?箱型キッチン?)

など、全体的なお家の方向性から選ぶことも大切だと思います。

 

コンロの特徴やご家族の趣味嗜好、お家全体の方向性と合わせてご検討してみて下さい

 

 

 

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